技術情報のページ
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モータ取り扱い上の注意
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DCモータ取り扱い上の注意
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●据え付け ・モータの据え付けは、所定の本数のねじをしっかりと締めてください。 取付ベースが低かったり、取付面の平面度が悪いと運転中に振動を発生しモータの寿命を縮めたり 取り付け脚を折損する場合があります。 ・出力軸にギヤやスプロケットなどを取り付けるとき、ハンマーなどでたたき込まないようにして下さい。 軸が変形したり、軸受を傷つけ、寿命を縮める原因となります。 ●相手装置との連結 ・相手装置が大きな振動、衝撃を発生する場合は、モータの破損の原因となりますので、緩衝機構など を設けてください。 ・ベルトやチェーン掛などでご使用の場合、軸の平行度および水平度は正しく調整して下さい。伝動が 円滑に行なわれないと振動や衝撃によりモータの寿命が短くなる原因となります。 ・許容オーバーハング荷重(O.H.L.)以上の荷重はかからないようにして下さい。 プーリー、ギヤ、スプロケットなどは、軸の根元の方に作用点が来るように取り付けてください。 ・ベルトやチェーンは張り過ぎにご注意してください。チェーンの場合たるみ量は適切に設定してください。 たるみ過ぎると、始動時に大きな衝撃が発生しモータや減速機などを破損する場合があります。 ・タイミングベルトやチェーンの場合、歯数が少ないと運転が円滑を欠き、軸や減速機の寿命を縮めること があります。タイミングプーリーの場合かみ合い歯数7枚以上、スプロケットの場合17枚以上を推奨いた します。 ●運転 ・モータを相手装置に取り付けて運転した時、異常発熱、異常音、異常振動が無いかチェックしてください。 ・モータを高速回転で運転中に極性を換えると、大電流が流れ減磁やブラシの異常磨耗の原因となり ますので、一旦停止後、極性を換えてください。 ・DCモータはブラシが磨耗しますので、定期的に点検し、停止するのを未然に防止してください。 ブラシの寿命は、モータ電源、モータ電流、使用環境などにより異なりますが、およそ2000〜5000時間 程度になります。 ・モータのブラシが磨耗しますと、絶縁抵抗が低下します。絶縁抵抗の管理が必要な場合は定期的に測定 してください。 ●その他の注意 ・減速機、ブレーキ、タコジェネレータ、エンコーダ付の場合は、それぞれの取り扱い上の注意をご覧下さい。 ・軸端加工につきましては、ご要望に応じてオプションを承りますのでお申し付けください。 ・当社製品が作動することにより、危険が予測される場合は、事前に危険を避ける処置をおとりください。 ・当社製品が万が一正常に作動しなくなった場合、危険な状態に至らないよう十分な配慮をお願いします。 |
DCギヤードモータ取り扱い上の注意
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●据え付け ・ホコリや水滴、油がモータ、ギヤ内部に入らないようにして下さい。 ・グリース潤滑式のギヤヘッドの取付方向には指定がありませんが、オイルバス式の取り付け方向は本カタ ログに記載の方向としてください。 ・ギヤードモータ取付の際は、ねじをしっかりと締めてください。 取付ベースの地肉が薄く剛性が低かったり、 取付面の平面度が出ていないと運転中振動を生じギヤヘッドの寿命を縮めたり取付脚を折損する場合が あります。(取付面の平面度は0.1以内としてください。 ・許容オーバーハング荷重、スラスト荷重以上の荷重はかからないようにして下さい。 ・出力軸にギヤやスプロケットをハンマなどでたたき込まないで下さい。軸が変形したり、軸受けを傷つけ寿命 縮める原因となります。 ・軸端加工につきましては、ご要望に応じてオプションにて承りますのでお申し付けください。 ●相手装置との連結 ・相手装置が大きな振動、衝撃を発生する場合はギヤヘッドの破損の原因となりますので、緩衝機構などを 設けてください。 ・出力軸をカップリングで連結する場合は、可能な限り芯出しをを正確に行ってください。軸が偏心していると ギヤヘッドの寿命が短くなります。 ・スプロケットやプーリーなどは、出来るだけ軸の根元のほうに取付で下さい。 ・チェーンやベルト掛などでご使用の場合、軸の平行度および水平度は正しく調整してください。伝動が円滑に 行なわれないと、振動や衝撃によりギヤヘッドの寿命が短くなる原因となります。 ・チェーンやタイミングベルトの場合、歯数が少ないと運転が円滑を欠き、ギヤヘッドの寿命が短くなることが あります。 ・スプロケットの場合歯数17以上、タイミングプーリーの場合かみ合い歯数7以上を推奨いたします。 |