形式名 | 回転方向 | 入力電圧 (DC-V) |
電流容量 (A) |
速度制御 | トルク 制御 |
参照 | ||||
電圧制御 | 逆起電圧 FB制御 |
エンコーダ FB制御 |
タコジェネ FB制御 |
ホールセンサ FB制御 |
||||||
MD1D | 可逆 | 12, 24, 48 | 4〜12 | ○ | ○※ | ○ | 詳細 | |||
MD3D | 可逆 | 12, 24 | 2 | ○ |
○※ |
詳細 | ||||
MD2A | 可逆 | AC100V | 2 | ○ | ○ | 詳細 | ||||
MS-100 | 可逆 | 8〜32V | 5〜25 | ○ | ○ | ○ | ○ | 詳細 |
DCモータは印加電圧を上下させることで回転速度が上下します。また、入力電流を制御することで発生トルクをコントロールすることが出来ます。
この特性を利用してDCモータを制御するのがモータドライバです。
モータドライバを使用することでモータ動作の制御を行うと共に、正逆転(対応機種のみ)や、保護機能によりモータを保護することが出来ます。
DCモータは極性を反転させることで回転方向が反転します。
可逆ドライバは出力極性を切り替える機能を持っており、リレーなどの接点無しで回転方向切替を実現します。
頻繁な正逆転を要求される用途では必須の機能と言えます。
DCモータの電流値は負荷の大きさにより変動します。逆に言うと電流が制限されるとそれ以上の負荷は回せないことになります。
ドライバ選定の際には、単純にモータの連続定格だけを考慮するのではなく、使用するモータの動作時間や必要電流を考慮した選定をする必要があります。
関連項目 : モータの短時間定格(連続定格をオーバーした領域の時間制限付き定格)
電圧を制御することによりモータの回転速度を制御します。
電流を制御することによりモータの出力トルクを制御します。
電圧を上下させることにより回転速度を上下します。最も基本的な制御方法です。
DCモータは負荷の大きさにより速度が上下してしまいます。従って、電圧制御をするだけでは回転速度を一定に保つことは出来ません。そこで、モータ
の回転速度を検出し、指令値に合う速度となるように電圧を上下させれば速度を一定に保つことが出来ます。これがフィードバック制御です。何を速度検出器と
して利用するかによりいくつか種類があります。
制御
|
概要
|
速度検出器 | 制御範囲 | 速度変動率 | サーボロック |
逆起電圧 FB制御 |
モータの逆起電圧を利用することにより簡易的なFB制御を行います。 速度検出器無しの為、安価ですが効果は弱めです。 |
不要 | 15:1 | ±15% |
-
|
エンコーダ FB制御 |
エンコーダ付きモータを使用してフィードバック制御を行います。 | エンコーダ | 100:1 | ±2%以下 |
○
|
タコジェネ FB制御 |
タコジェネレータ付きモータを使用してフィードバック制御を行います。 | タコジェネ | 100:1 | ±2%以下 |
○
|
ホールセンサ FB制御 |
ブラシレスDCモータに内蔵された磁極検出用のホールセンサの信号を使用して フィードバック制御を行います。 |